H30.3月末 中高生就職内定率 S63年調査開始以降過去最高に
2018-05-02
厚生労働省が平成30 年3月に高校や中学を卒業した生徒について、30年3月末現在の公共職業安定所(ハローワーク)求人における求人・求職・就職内定状況を公表しました(対象は、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒のみ)。
これによると、高卒では求職者数約17万1,000人に対して求人数は約43万3,000人、内定者は約17万人、中卒では求職者数673人に対して求人数は1,898人、内定者は539人と、引き続き人手不足を反映して売り手市場が続いている現状を表した数字となっています。
■主な数値
【高校新卒者】
○ 就職内定率99.3%で、前年同期比0.1 ポイントの上昇。
○ 就職内定者数約17万人で、同1.2%の減。
○ 求人数約43万3,000人で、前年同期比11.7%の増。
○ 求職者数約17 万1,000人で、同1.3%の減。
○ 求人倍率2.53倍で、同0.3ポイントの上昇。
【中学新卒者】
○ 就職内定率80.1%で、前年同期比4.2ポイントの上昇。
○ 就職内定者数539 人で、同3.9%の減。
○ 求人数1,898人で、同9.2%の増。
○ 求職者数673 人で、同8.9%の減。
○ 求人倍率2.82倍で、同0.47ポイントの上昇。